コレたか
投資信託を選ぶ!と考えた時に、どうしてもリスクは怖いですよね。
わかります。私も最初はドキドキでした。
皆さん
皆さん
と、いろいろ悩み考えられると思います。
可視化していきましょう!大事ですよ。可視化。
さて今回は。
人気の「eMAXIS Slimシリーズ」から「バランス(8資産均等型)」「国内株式(TOPIX)」「先進国株式」3つを比較していきたいと思います。
バランス × 国内株式(TOPIX)× 先進国株式 運用実績比較!
eMAXIS Slimとは、業界最低水準の運用コスト(信託報酬料)を目指している投資信託ブランドです。
運用会社は「三菱UFJ国際投信株式会社」になります。
この辺りのお話は、こちらの記事をご参照ください。
今でも継続的に運用コストは下がっています。
大変人気のある投資信託で「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」においては、20銘柄中7銘柄を受賞するほどの人気です。
私も先進国株式インデックスとバランス8資産均等型に投資しています。
子供のジュニアNISAでは、米国株式(S&P500)でお世話になっています。
そこで、皆さんも結構気になる…
皆さん
皆さん
皆さん
という意見に、基準価額比較グラフを作って直近約3年の実績を考察してみようと思います。
前回比較した投資信託も載せておきます。
SBIバンガードS&P500インデックスファンド × eMAXIS Slim先進国株式インデックス × 楽天全米株式インデックスファンド 運用実績比較! 【eMAXIS Slim人気シリーズ】 新興国株式×全世界株式×先進国株式 運用実績比較!
目次
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)について簡単に説明します。
ファンドの目的
日本を含む世界各国の株式、公社債および不動産投資信託証券市場の値動きに連動する投資成果をめざします。
出典:SBI証券 eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)目論見書
ファンドの特色
出典:SBI証券 eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)目論見書
- 各投資対象資産の指数を均等比率で組み合わせた合成ベンチマークに連動する成果をめざして運用を行います。
- 主として対象インデックスに採用されている日本を含む世界各国の株式(DR(預託証書)を含みます。)、公社債および不動産投資信託証券(リート)に投資を行います。
- 原則として、為替ヘッジは行いません。
簡単に言うと、いろんなところの株式だったり債券だったりREIT(不動産投資系)にまんべんなく投資しますよ。という商品です。
内容は「国内株式」「先進国株式」「新興国株式」「国内債券」「先進国債券」「新興国債券」「国内REIT」「海外REIT」の市場に均等に投資する、というものです。
リスク分散という点で、とてもよい商品だと思います。
各カテゴリーがどのベンチマークに連動しているかも、目論見書にしっかり記載してあります。
バランスってどう分散されているか、よくわからないということはありません。
例えば国内株式は「TOPIX」です。8銘柄ですので、投資した12.5%はTOPIXに連動するということですね。
あれこれ考えるのは大変!でも無難な資産運用をしてみたい!という方にはオススメできると思います。
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
皆さんお馴染みのTOPIXです。
ファンドの目的
わが国の株式市場(東証株価指数(TOPIX)(配当込み))の値動きに連動する投資成果をめざします。
出典:SBI証券 eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)目論見書
ファンドの特色
東証株価指数(TOPIX)(配当込み)と連動する投資成果をめざして運用を行います。
出典:BI証券 eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)目論見書
説明は要らないと思います。
皆さんが見ているニュース等でよく聞くあの「TOPIX」です。
TOPIXとは東証株価指数という名前で、東証1部上場企業の銘柄を対象とした株価指数になります。
日本の東証1部上場企業の株価指数に連動する商品ということですね。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
3回目の登場です。
改めて概要を説明します。
ファンドの目的
日本を除く先進国の株式市場の値動きに連動する投資成果をめざします。
出典:SBI証券 eMAXIS Slim先進国株式インデックス目論見書
ファンドの特色
MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)と連動する投資成果をめざして運用を行います。
出典:SBI証券 eMAXIS Slim先進国株式インデックス目論見書
先進国となっているにも関わらず、日本が除外されているのが特徴です。
国内株式投資信託と分けて考えられるところがいいですね。
投資先の国々は以下の通りです。(20/10/4 調査時点)
出典:SBI証券 eMAXIS Slim先進国株式インデックス資産構成
- 北米 67.50 %
- 欧州 24.17 %
- アジア・オセアニア 8.08 %
比較してみよう
ということで、この一年をグラフ化してみました。
17年5月9日にeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)が運用開始してから20年10月20日まで、すべての基準価額を10,000円にしてスタートです。
データ参照元はSBI証券様になります。
【全期間】
選択したカテゴリーがバラバラでしたので、さすがに面白い動きになっていますね。
期間ごとで少し切り取ってみましょう。
【2017/5/9~2018/4/30】
TOPIXが強かったですね。
この期間、バランスは後塵を拝しています。株式が好調の時同じような上昇率にはならないということですね。
その代わり、下落率も株式のような大きな下落にならないのが特徴と言えそうです。
大きな動きをしないということですね。
TOPIXが約半年で20%の上昇率に対して、バランスは10%でした。
その後10%以上TOPIXは下げましたが、バランスは7%程度で収まっています。
【2018/5/1~2020/7/31】
TOPIXの勢いがなくなりました。
先進国が逆転!
バランスは堅調に推移していることがわかります。
【2019/8/1~2020/10/20】
コロナ暴落前後になります。
なんだかんだ先進国株式は強い!ということがよくわかるグラフです。
下がるけど、しっかり回復してきます。
なんだかんだバランスは堅調でよいですね。
ただ、コロナ暴落時の位置が、先進国株式と同じ位置というのが少々残念です。
バランスには、株価暴落の際踏ん張ってほしい銘柄になりますから、そこはちょっと残念ですね。
それ以上にTOPIXは下げているので、踏ん張っているとも言えますが、これだと先進国株式でいいじゃんという見え方になります。
結論!
結果的には、バランスとTOPIXがほぼ同位置でした。
約3年で11,000円になっているので、上昇率10%ですから、年3%の成長率です。
決して悪くはないです。
先進国株式が凄すぎるということですね。
30%増ですから、年10%になります。
コレたか
ご参考までにどうぞ。それでは。