金利を知ってみましょう

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皆さん、こんにちは!

今日は金利のお話です。

金融商品を理解する上で、避けて通れない金利です。

金利の意味や、金利が示す数字の意味、大きさを理解することはとても大事です。

では、いってみましょう。

 

金利とは

金利とはなんでしょう。

「お金貸してくれてありがとう!プラスアルファにして返すね」

何となくこんなイメージですよね。

この「プラスアルファ」分は金利ではなく「利子」「利息」を指しています。

利子は借りた際に支払うお金利息は貸した際にもらうお金と、ご理解頂ければいいと思います。もう少し細かい定義、他の定義がありますが、私はこの覚え方がシンプルでいいかと思っています。

そして金利とは、その利子、利息を決める率(割合)を指します。利率のことですね。

 

金利は1年単位です。ですので年利とも表現します。

100万円資産運用する時の金利が1%だった場合、1年後受け取る利息は1万円になります。元本合わせたら101万円になるということですね。

 

借金した場合で考えてみましょうか。

金利が5%のローンを100万円1年借りた際にかかる利子は、5万円という計算になります。

なお1年単位ですから、返済が1年未満であれば、日割り計算になります。

もし100日借りた際は

1,000,000×0.05÷365×100 =13,698円が利子になります。

金利とは、支払うべき利子利息を計算する際に使います。

 

単利と複利を知ろう

単利と複利という言葉は知っていますか?

これは重要な言葉なので、覚えておきましょう。

 

単利とは

まず単利から。

単利とは、元本にのみ利子利息がつく金利になります。

100万円金利5%で預けたとしますね。

1年目は105万円になります。2年目もそのまま元本に金利5%なので、110万円になります。

これが単利です。シンプルですね。

 

複利とは

こちらは複利です。

複利とは、元本と利息に利子利息がつきます。

はい、どういうことかと言うとですね。

先程単利では1年目105万円、2年目110万円になっていました。

こちらが、複利の場合利息に利息がかかるので、2年目の利息計算が

105万円×5% となります。つまり52,500円になります。

単利と比べて2,500円の差が出ました!

 

これを10年運用して比べてみましょう。

100万円単利で金利5%運用の場合、10年後は150万円になります。

では複利では。

10年後は162万8,895円になります!

約13万円の差が出ました。

 

資産運用をする上で、単利と複利では雲泥の差が出ます。

長期運用であればあるほど、複利は効力を発揮し、資産成長を助けてくれます。

 

結論!

金利、さらに単利と複利の違いをご理解頂けたでしょうか。

なお、複利は利子を支払う側でも効力を発揮します。

資産運用で増やす場合もそうですけれど、借りる際に金利が単利なのか複利なのかは、しっかり把握するようにしましょう。

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