銀行に預けたお金の価値はどんどん下がる!

皆さん貯金してますか?

全額銀行預金ですか?

いやいや普通預金じゃ金利低いから、定期のちょっといい金利で預けてるよという方もいらっしゃると思います。

 

銀行預金の概念を変えよう!

さて銀行預金をどう捉えてますか?

大半の方は、使わないお金を保管している場所。現金で持ってる訳にいかないでしょう。のようなニュアンスで認識されていると思います。

間違ってる訳ではありません。

しかし皆さんに大変身近な銀行の預金について、今後認識を是非以下のように変えて欲しいのです。

100万円を銀行の普通預金口座に預けて貯金している。年利は0.001%らしい

銀行にて100万円を年利0.001%で資産運用をしている

 

貯金の認識だと思考停止になりがちです。

そうなんです。

皆さん銀行預金で資産運用しているんです!

今、大手メガバンクの普通預金は年利0.001%!

100万円が1年で10円利息つく運用になります。

 

この認識に変えるメリットは以下です

  • 金利、利率に敏感になり、その意味を考える
  • 資産運用を考えるようになる
  • 銀行に絶望する

 

最後に怪しいワードがありますけれど、ひとつひとつ見ていきましょう!

 

 

金利、利率に敏感になり、その意味を考える

金利、利率に敏感になることは非常に大事です。

なぜなら、世の中にあるダメな金融商品に騙されずに済むからです。

この恩恵は非常に!!大きいです。

クレジットカードの記事でも紹介したリボ払いやカードローンの利率に、ヤバいと気付くことができます。

騙されずに余計なお金の支出から逃れる可能性が高まります。

 

資産運用を考えるようになる

100万円が1年で10円増える資産運用が、資産運用として妥当なのか考えるようになります。

妥当だと思いますか?

100万円を1年貸して、1,000,010円になって返ってくるわけです。

100万円を1年も貸してるんですよ!?

私なら嫌です。納得できません。

じゃあ他は?と考えるきっかけになりますよね。

 

銀行に絶望する

年利0.001%の意味分かりますか?

これ、銀行に預けているお金の価値が勝手に下がるという意味です。

100万円預けていたものが、100万円では無くなるという意味です。

見た目100万円の格好していますが、違うんです。

 

カラクリは「インフレ率(物価上昇率)」です。

インフレとは、インフレーションの略で、意味は物価が上がることです。

よくニュースで小麦粉が値上がりしたとか、聞きますよね。

日銀は年2%の物価上昇率を目指しています。物価が上がれば所得も増えるという理屈で目指しているのです。

実際ここ2年くらいの物価上昇率は1%弱となっています。

物価が上がると、お金の価値は下がります。

 

100万円のものが、物価上昇率1%だと1年後101万円になっているわけですから、100万円で買えたものが、1年後100万円で買えなくなる。

これがお金の価値が下がるということです。

こうならないためには、100万円が年1%以上で増えてくれないといけません。

収入があって増えました、とは別です。

100万円自体がどうなったかの話です。

物価は101万円になる、保有しているお金も101万円になっている。これで初めて価値としてイコールなのです。

 

それでは。銀行の普通預金利率は?

もうわかりましたね。物価上昇率より年利の低い銀行にお金を預けていると、どんどん価値が下がっていくことになります。

物価上昇率1%ー年利0.001%=0.999%/年 価値が下がります。

100万円預けていると約1万円です。年間約1万円価値が下がるのです。誤解を恐れず言うと約1万円なくなっていることに等しいです。

物価上昇率と年利が毎年変わらないとすると毎年約0.999%ずつ価値が下がります。

皆さん銀行は元本保証だからお金は減らないと思っている方が多いと思いますが、実態は上記の通りなのです。

銀行に絶望しますよね…

 

結論!

ここで2つ目のメリットに戻ります。

では、物価上昇率以上で資産運用できれば、お金減らないんじゃん。

ということに気づいていただけるはずです。

考えるポイントは3つです。

どこでなにをどれくらいの率で、です。

銀行にて100万円を年利0.001%で

〇〇にて◇◇万円を年利△%の想定で

 

この気付きは若ければ若いうちに気付いて欲しい。

非常に大事な生きるための知識です。

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