学生さん
学生さん
コレたか
- 学生さんでも資産運用を開始できる!
- 学生時代のうちに資産運用を開始するメリット
- 何に投資をすればよいのか、オススメの運用方法
私は、2019年の4月頃と記憶していますが、投資信託による資産運用を開始しました。基本的にはインデックスファンドに投資するインデックス投資になります。
その直後、年金2,000万円問題が勃発。
ちょうど世間的に、資産運用や投資に関心が移り始めた時期であったと考えています。
特に年金2,000万円問題では、若者の不満が噴出していました。
結局年金2,000万円問題は「ちゃんと老後に備えて資産運用していこうね」というお話でしたね。
そこで本記事では改めて、大学生などの学生さんにオススメする資産運用を解説していきます!
資産運用のオススメとして私は、投資信託によるインデックス投資を推します!
大学生が資産運用を始めることはできるのか
結論から言うとできます。
まずは証券口座を開設する必要がありますが、成人を迎えたか否かで開設手続きが異なります。
- 20歳未満 ⇒ 親権者の同意が必要
- 20歳以上 ⇒ 親権者の同意なく、開設可能
未成年は「未成年口座」となります。NISAは「ジュニアNISA」であったり、信用取引ができないなどの制約がありますが、普通に投資ができますよ。
今はネットで口座開設が可能です。開設だけであれば手間はかかりますが、無料ですから是非開設してみましょう。
大学生が資産運用をするメリット
大学生が資産運用をする以下メリットについて、解説していきます。
- 圧倒的な長期運用が可能
- 金融リテラシーの向上
圧倒的な長期運用が可能
学生から資産運用を開始することの最大のメリットは、長期運用になります。
特にインデックス投資による投資信託は、長期運用であればあるほど成長します。
ピンとこないと思いますので、実際に投資するとどのような差が生じるのか、ちょっと比較してみましょう。
毎月1万円積立を20年運用した場合、元金240万円が411万円に増えて、メガバンクの預貯金と比較すると170万円の差になってしまいます。
もっといきましょう。
学生さんであれば、老後までの運用期間は40年(!)設定することができると思います。
かつ、もう少し頑張って毎月1万5千円投資してみましょう。
元金720万円が2,289万円に増えて、メガバンクの預貯金と比較すると1,568万円の差になってしまいます。
はい、老後2,000万円問題解決です。車一台分のおつりがきますね。
(40年後時点で必要な老後資金が2,000万円なのかは、置いておきます)
普通預金との差額1,568万円が、金融リテラシーの差です。
皆さんはどちらがいいですか?
毎月1万5千円、そこまで非現実的な数字ではないですよね。ちょっとした車のローンと同じです。
1,568万円という差額は、40年という長期運用によって生じています。要因は「複利」です。
ここでは細かい説明は割愛しますが、複利とは、運用して得られた利益が次の利益を生み、雪だるま式に資産が増えていく仕組みになります。
長期運用であればあるほど、この複利の恩恵を受けることができます。資産運用で一番大事なのは「時間」なのです。
従って、若い学生のうちから少しずつでもいいので投資しておくことは大きなメリットであり、将来雲泥の差が出ることになります。
金融リテラシーの向上
別記事でも述べていますが、若いうちから利率に敏感になっておくことは重要です。
年利5%というのは、インデックス投資において堅実な数値であります。
しかし実際に運用していると、特に積立をしながら短期ではこの5%がなかなか簡単に出せません。
そうすると金利の重要性が把握できます。
このような感覚が、金融リテラシーの礎になっていきます。
インデックス投資のススメ
インデックス投資について、解説していきましょう。
インデックス投資とは
投資にもいろいろ種類があります。
最近はAIを使ったロボットアドバイザーや仮想通貨などありますけど、昔ながらの伝統投資は「株」です。
かつ、株の中でもプロに運用をオマカセできる「投資信託」が、最も手軽で最低限の知識で資産運用可能です。
以前までは証券窓口にて手数料の高い商品に投資して運用する時代でした。
今は、ネット証券で手軽に資産運用が可能です。
しかも、手数料の安いインデックスファンドが現在人気です。
インデックスファンドに投資して資産運用することを「インデックス投資」と言います。
インデックスとアクティブファンドの違いと初心者にはどちらがオススメ?
こちらの記事でインデックスについて紹介しています。
ピンとこないと思いますので、簡単にインデックス投資の説明をしましょう。
まずインデックスとは、市場の値動きを示す指数のことを指します。
例えばアメリカの代表的な株価指数「S&P500」を見てみましょう。
もし投資した金融商品がS&P500の株価連動を目指した金融商品であれば、S&P500株価指数と同じ結果になるということです。
このような株価連動を目指した投資を、インデックス投資と言います。
今回紹介したS&P500の銘柄の中には皆さんご存じの、Google、Amazon、Facebook、Appleなどが含まれており、S&P500連動インデックスファンドに投資するだけで、それらの銘柄株を買っていることと同じ意味になるのです。
オススメの運用方法
積立NISAを利用すれば運用益に課税される税金を回避して、20年堅実な長期積立運用ができます。
かつ、先ほどのS&P500のような信頼性の高い株価指標に連動するインデックスファンドに投資するインデックス投資が、若い学生さんにはオススメかと思います。
若い方ですと、AIを使ったロボットアドバイザーのような視覚的な使いやすさ、AIという最先端なワードで訴求している商品もありますが、手数料が割高だったりします。
私はロボアド、オススメしません。手数料高すぎます。
割高な手数料は、長期運用する上で足を引っ張ることになりかねませんので、しっかりチェックしてインデックス投資するファンドにおいても0.5%以上の商品は避けるようにしましょう。
まとめ
若い学生さん向けに、長期資産運用ができるインデックス投資を解説しました。
私は資産運用を始めた時に思いました。
「時間は取り戻せない…」
本当に、ぜひ若いうちに資産運用を始めると、大きな大きなアドバンテージになります。
まず、ネット証券口座を開設してみてはいかがでしょうか。