【確定拠出年金見直し②】見直しに必要な最低限の用語を覚えよう

皆さんこんにちは!

今日は確定拠出年金を見直す際に「まずこの用語の概要を理解しよう!」という3つのポイントを、私なりの視点から紹介します。

確定拠出年金を経験として、資産運用を始めるきっかけ作りが目的です。

以前までの記事も貼っておきますね。

確定拠出年金(企業型)とは?

【確定拠出年金見直し①】なぜ見直しが必要なのか?

 

定期預金的商品は割愛します。

 

これさえ押さえておけば

あ、自分が選んでるヤツ、思ってたのと違う・・・

ですとか

これを基準にして選べばいいのね

といった具合で、前に進めるかと思います。

何より、投資のいろはの「い」がわかるようになります。

他にも知っておくべきワードはたくさんありますけど

とりあえず「確定拠出年金を見直すには」に必要な知識強化に特化します。

 

まず覚えておくべきワード

  • 目論見書
  • インデックス
  • 運用管理費用

 

取り急ぎ上記を覚えましょう。

目論見書

まるで四文字熟語みたいですね。簡単に言うと説明書です。

ここに該当投資信託のすべてが書いてあります。こんな特徴で、こんな運用方針で、こんなリスクがありまーすと書いてあります。

 

例えば大和さんでしたら、DCダイワ外国株式インデックスを見てみましょうか。

交付目論見書というリンクがあり、PDFで閲覧できるようになっています。

どの投資信託も目論見書はありますので、一度見てみてください。

 

運用実績も載っています。しかしこれはあくまで実績ですので「将来も似たような動きをする保証は、全くありません」

参考までに見ましょう。

 

この投資信託銘柄ってどんなヤツ?を知るために目論見書を見る、がベストです。

とはいえ、いきなり目論見書を見て理解しようというのは難しいので…

まずは、目論見書は説明書で概要はすべてここに書いてある、と覚えるだけでOKです。

私がおすすめなのは日経のHPに記載されているものです。

以下にもこのHPで見るメリットを書きますが、ここではインデックスかアクティブかの判断がわかります。

表示されているページにおよそ欲しい情報が載っているので、個人的には見やすくオススメだと思います。

 

インデックス

これ大事なポイントです。ちょっとだけ踏み込んで難しい話もしますね。

インデックス、のみ表記されていますが、厳密にはインデックスファンドを指します。

先ほどのDCダイワ海外株式は、「インデックス」と書いてあったのでインデックスとわかりますね。

インデックスファンドとは、よくテレビで聞く「日経平均株価」や「NYダウ」などの特定の株価指標と連動する運用を目指す投資信託となります。

特定の株価指標の確認は、おおよそ目論見書の「ファンドの特色」という項目に記載があり、先ほどのDCダイワ海外株式は…

外国の株式に投資し、投資成果をMSCIコクサイ指数(円ベース)の動きに連動させることをめざします

と記載されています。もちろん紹介した日経にも載ってますよ。

従いまして、MSCIコクサイ指数が株価指標となり、この指数と同じ動き方をするということになります。

なんじゃそりゃという感じですよね。指標指数はいくつもありまして、有名なのが日経平均やNYダウです。

このMSCIコクサイ指数とは、日本を除く先進国22ヵ国に上場する大・中型株のうち、約1,300銘柄の株価指数です。1,300社の株が入った詰め合わせ商品といったイメージです。

とはいえ、うち7割はアメリカ株です。

 

このインデックスファンド最大の特徴は、運用コストの安さです。

 

この反対が「アクティブ」ファンドです。

しかし目論見書に「アクティブ」とは記載がなく、商品説明文章でなかなか見分けがつきにくいです。

ここで先ほどの日経HPには記載があるためオススメです。例えばこれですね。

DC・ダイワ・バリュー株・オープン

「運用区分」にアクティブ型と書いてあるので、見分けができます。

アクティブファンドは、インデックスと違い担当者が分析し、「これが買いだ!売りだ!」ということをしているファンドになります。

人件費がかかるため、インデックスと比べて運用コストが高いのが特徴です。

かつ残念なことですが一般的に、担当者が頑張って売り買いしているアクティブファンド銘柄より、株価指標連動を目指すインデックスファンドの方が成績がよい傾向にあります。

あくまで一般論です。

 

運用管理費用

上記お話の続きですね。

これは非常に大事な項目です。ぜひここは注目してください。

なぜなら、確定拠出年金は必然的に長期運用だからです。

ずーっと何十年運用コストで2%取られるのと、0.2%取られるのとでは雲泥です。

 

例えば、先ほどのDCダイワ外国株式インデックスは、約1%以内で、DCダイワバリュー株オープン(こちらはアクティブファンド)は約1.6%ですので年に最大0.6%違います。

しかもアクティブファンドはインデックスファンドに結果成績が良くないという傾向にあります。

 

結論!

今回は以下の通りです。

見れる方は、実践してみましょう。

  1. 目論見書がどんなものかを見てみて…
  2. インデックスなのかアクティブなのか見てみて…
  3. 運用管理費用を見てみましょう!

 

少しずつまずは知識を固めていきましょう。できる限り必要な情報のみかみ砕いて伝えていきます。

まだまだ続きますので、よろしくお願いします!

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