疑いようのないアナリティカルタイプのコレたかです
コレたか
さて、ソーシャルスタイル対応編です。
過去記事と診断ツール貼っておきますね。
今日の記事は、ソーシャルスタイル別の対応方法についてです。
ソーシャルスタイルは「この人ってこんな人なんだ。へー」で終わる話ではなく、こんな人とわかってどう上手くコミュニケーション取って良質な関係を構築するか、という理論です。
実際にソーシャルスタイルを理解して良質な人間関係をどう構築していくか、その対応方法を見てきましょう。
ビジネスの場だけではなく、友人恋人関係の場でも活用出来ると思います。
目次
良質な人間関係の構築に必要な考え方
痒そうなトコロを掻く
あなたが普段なんらかの組織に属して何かを実行する際、誰に何をしてほしいと思いますか?
もう、良質な人間関係の構築に関する基本的な考え方はこれだけです。
如何に痒そうなところを掻いてあげるか。
だって自分が苦手なところを誰かがやってくれたら、すごく嬉しいですよね。
相手だって同じです。
本当に単純に、これだけなんです。
これを理屈でやっていくわけです。
でも、どんなところが苦手だなんてパッとわからないですよね。
ソーシャルスタイルでは相手のタイプを特定できますので、それに沿って考え対応実行するという流れです。
具体的には
アナリティカルさん
エクスプレッシブさん
これができたら、いい組織ですよね。
では、どのタイプがどのような事を補完すればよいか見ていきましょう。
それぞれのタイプへの接し方
エクスプレッシブタイプへの接し方
【ソーシャルスタイル】エクスプレッシブタイプとはエクスプレッシブタイプは、ムードメーカーです。
とにかく思考がポジティブですので、主体的に物事に取り組みます。
注目されることを望みますので、盛り上げてあげるとエクスプレッシブタイプは輝きます。
内容はともかく盛り上がってること自体が好きです。
ということを踏まえまして。ソーシャルスタイルにおけるオススメの接し方をまとめます。
- 過剰に反応して褒める!
- 時間は区切る!
- 結論が何であったか確認する!
- 数字の取りまとめ、資料作成などはフォローしよう!
過剰に反応して褒めよう!
ドライビングタイプは、主導権を取られたくない気持ちがあるので、あまり人を褒めちぎることはしません。
一言でもいいので、「すごいじゃん」が言えればいいでしょう。
エミアブルタイプは、普段のままで大丈夫です。相手が主導権あると楽ですので、流れに任せましょう。
アナリティカルタイプは、少しハメを外して一緒に騒ぐことをおすすめします。
時間は区切る!
時間感覚に際限がない傾向にあります。会議にしても、打ち合わせにしても、飲み会にしても、時間は二の次三の次です。
予め区切りましょう。
電話がどうしようもないですね。
結論が何であったか確認する!
ノリで喋って記憶がないことがよくあります。
最終的に何が結論であったかは確認しておくとよいです。
可能なら証跡をキチンと残しておきましょう。
数字の取りまとめ、資料作成などはフォローしよう!
基本直感力で勝負しているので、細かく数字で判断したり、マトリクス化したり、そもそも資料化が苦手です。
この部分はアナリティカルタイプが得意ですので、力を貸してあげるといいでしょう。
アナリティカルタイプが苦手な場の取り繕いなどはエクスプレッシブタイプが得意なので、補完関係が構築できます。
ドライビングタイプへの接し方
【ソーシャルスタイル】ドライビングタイプとはドライビングタイプは、冷静かつ合理的論理的に自己主張をするタイプです。
プロセスは基本不問とし、結果を重視します。
主導権を渡すと輝きます。
上長に確認せず、独断で大事なことを決めたりしますね。
ということを踏まえまして。ソーシャルスタイルにおけるオススメの接し方をまとめます。
- 上下関係をはっきりさせ主導権を渡そう!
- 結論から話そう!
- 気に入られよう!
- 対人関係はフォローしよう!
上下関係をはっきりさせ主導権を渡そう!
とにかく主導権を渡してしまった方が、ドライビングタイプは輝きます。
情報の粒だけ渡して考えさせた方が、ドライビングタイプはいい結果を残します。
あれこれ指図しない方がいいですね。
役職下だけど、実質的に動かしているのはこの人だなあ…ということもありますね。
そのあたりは、上長の対応が上手いパターンだと思います。
エクスプレッシブタイプは、あまり直感的にペラペラ喋らない方がいいと思います。
エミアブルタイプは、ドライビングタイプの指示をよく聞いてテキパキ動くに徹するといいと思います。
アナリティカルタイプは、次に話しますが、結論から話すことを心がけましょう。
結論から話そう!
これは心得ておきましょう。
明確な意図と結論を先に言ってから、理由がこないとダメです。
これだけで結構怒る方もいらっしゃいます。
気に入られよう!
明確な上下関係を望みますので、私はあなたの下で主従関係を望みます、というタイプが好きです。
従ってエミアブルタイプは人の上に立つことを望まないので、補完関係が成り立ちます。
明確な上下関係の下で自分についてくる後輩は、すごく可愛がります。
ここに入り込めれば、関係性はバッチリです。
対人関係はフォローしよう!
ドライビングタイプは、感情をあまり出さない、人と積極的に接することはしない。
にも関わらず、自己主張をするというスタイルであるため、対人関係でトラブルを起こしがちです。
ですので、対人関係のフォローはしっかりしてあげる必要があります。
ここが少し難しいところで、主導権は渡しますが対人関係はフォローしないとだめです。
個人的な経験では、ドライビングタイプは恐怖政治をする傾向にあります。
ここで重要なポジションは、エミアブルタイプです。
エミアブルタイプは潤滑油の役割ができるので、全体を正しい方向に進ませながら、所属する人たちの手当てもできる構造になります。
エミアブルタイプへの接し方
【ソーシャルスタイル】エミアブルタイプとはエミアブルタイプは、自己主張を抑えて周りとの協調を最優先にします。
頼まれごとを嫌と断れないので、ドンドン抱え込んでしまう傾向があります。
エミアブルタイプは、居てくれてありがとう!という環境下で輝きます。
ということを踏まえ、ソーシャルスタイルにおけるオススメの接し方をまとめます。
- 本音を聞き出そう!
- あえて主導権を握るのもあり!
- 相談してみよう!
- 人の上に立つ仕事の場合はフォローしよう!
本音を聞き出そう!
とにかく、自己主張を控える傾向にあります。
実際どう思っているのか、把握しづらいことが多いですね。
本当にコアなエミアブルタイプだな…と思う見た目今どきの若い子が職場にいるんですけど、何考えているか本音が読めません。
絵に描いたようないい子なんです。100人中誰も彼女の悪口を言う人はいないと確信できるほどのいい子。
自分を抑え込んで、周りとの協調が最優先なんです。ですので、本当にどう思っているのか。
ちゃんと確認する際は本当に本音を話してほしいと伝えて、喋っても何も問題ないことを伝えたうえで会話しないとエミアブルタイプは本音を言いません。
ドライビングタイプ、アナリティカルタイプはとにかく笑顔で接するようにしましょう。相手が不安になります。
エクスプレッシブタイプは特段直接気を付けることはありませんが、強いていえばエミアブルタイプへの対応というよりその他の方々への対応が良くなく、エミアブルタイプが気を遣う…みたいなシーンは避けたいですね。
あえて主導権を握るのもあり!
エミアブルタイプは、協調性重視なので、あまり人の上に立つことを望みません。
ですのであえて主導権をこちらで握ってしまって、指示を出したりすることもアリです。
これWinWinとなるケースが多いので、検討の余地ありです。
相談してみよう!
エミアブルタイプは、その協調性からいろんな人の情報を保有していることがあります。
とはいえ、相談の仕方は配慮しましょう。
自分が喋ったことでおかしな人間関係になる、ということがわかるような背景であれば本当のことを言わない可能性があります。
いろんな人の情報源ではありますが、関係性を維持したい気持ちは尊重してあげるべきでしょう。
人の上に立つ仕事の場合はフォローしよう!
エミアブルタイプは、協調性が高いため人の上に立つことを望まない傾向にありますけど、仕事上どうしても上の立場になることもあるでしょう。
その場合は、フォローが必要です。
協調性を重視するあまり、会社として仕事として本来やるべきこと、思考が疎かになる傾向があります。
また、思考全体は保守的です。変革や改革を自主的に、ということは望まない傾向にあります。
なので、誤った方向に進んでいかないように、最低限のコントロールが必要となってきます。
ここは、ドライビングタイプで補完できるところになりますね。
アナリティカルタイプへの接し方
【ソーシャルスタイル】アナリティカルタイプとはアナリティカルタイプは、職人、研究者タイプで、何かを決めるにも熟考をします。
はっきりした起承転結がないとなかなか理解ができない傾向があります。
観察力に優れているので、聞き役に回ると問題点がどこにあるか把握して解決できることがあります。傾聴力ですね。
この辺はコーチングの話になりますので割愛します。
アナリティカルタイプは、一人で黙々と作業をさせることで輝きます。
- 考える時間を与えよう!
- 適当な褒め言葉は逆効果!
- 資料作成は得意!
- 交渉やレビューなどはフォローが必要!
考える時間を与えよう!
アナリティカルタイプは、急なお題への回答が苦手です。
熟考した上で回答を出すからです。エミアブルタイプと同じで保守的で変革はあまり好みません。
事前に問いを伝えておいて、必要な情報を与えてしまえば、しっかり考えたうえで回答を出してくれます。
エクスプレッシブタイプはあまりポジティブな考えを求めないようにしましょう。
ドライビングタイプは結論を先に求めがちですが、ここは抑えて、背景や理由から説明を受けて結論を聞くようにするといいです。
エミアブルタイプはアナリティカルタイプが必要そうな人情報を与えるといいかもしれません。
適当な褒め言葉は逆効果!
適当に褒めると不信感が湧きます
褒める時は、なぜ褒めているのか理由を明確にしましょう。
〇〇の資料の◇◇の箇所、あんな結果になるとは思わなかった。よくチェックできてたね。
というくらい具体性があるといいでしょう。
資料作成は得意!
大抵の資料作りは無難にこなせる力があります。
特に数字を使って何かマトリクス表のようなものを作るのは得意です。
物事を体系的に捉えることができます。
交渉やレビューなどはフォローが必要!
基本人と接することが得意ではありません。基本的には参謀や裏方のポジションが定位置です。
誰かと交渉したり、大人数の場で発表をすることは負担になるので、こちらはフォローが必要です。
こちらはエクスプレッシブタイプが補完関係になります。
結論!
私の経験を元に話している部分もあるので、少し極端な部分もあるかもしれません。
また、全ての方がこのソーシャルスタイルのタイプ別にピッタリ当てはまるわけでもありません。
正確な診断結果でカテゴライズすると、アナリティカル寄りのドライビングタイプですとか、ドライビング寄りのエクスプレッシブタイプといった分け方になります。
多少複合的に考える必要もありますが、大まかにはこれらの考え方で大丈夫です。
このソーシャルスタイル、しっかり把握して実践すると腑に落ちることが多いです。
ただの占いだったり、医学的根拠のない血液型判断よりよほどしっかりしています。
是非実践してみてください。
それでは。